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兵庫県里程元標(げんぴょう)の石碑(湊川神社正門前) * 湊川神社の正門前東寄りに、兵庫県里程元標(げんぴょう)が建っていた。 明治6年(1873)、政府は各府県ごとに正確な里程の調査と元標の建設を命じた。兵庫県の元標は、相生橋西詰の南側に建てられた。 明治43年(1910)に現存する石柱に替えられたのであるが、昭和6年(1931)、鉄道の高架化にともない相生橋はなくなった。 その後、里程標は転々と場所を変えた末、昭和35年(1960)に湊川神社の正門前に設置されていたが、さらに、平成17年から、相生町1丁目と元町通6丁目の交差点西角に、里程元標が移設されている。 里程元標は、正面に 【兵庫県里程元標神戸市相生橋西詰】とある。左側面には、鳥取県境、岡山県境、明石標柱への里程が記してある。 右側面は、御影標柱と大阪府境までの里程が刻まれている。 背面には 、【明治四十三年二月】とある。 *里程元標のそばの花崗岩製碑【解説文】 里程元標について 旅は道づれ世は情けというが昔の旅人たちにとって唯一の道しるべは里程標でありこれによって明日への旅の希望を抱かせる心の糧ともなったのである。 兵庫県の里程元標は元相生橋の西詰に在ったが昭和6年10月国鉄高架線の完成により相生橋の撤去と共に取り除かれ保存されていたのであり往時を偲ぶよすがとしてここに移転復活したものである。 文:及川英雄 (元の所在地より西へ約150米移す) 昭和35年年5月吉日(以下;氏名省略)