例えば認知障害を抱えた利用者のほとんどが記憶障害ですが、記憶障害は簡単には回復しません。
でも喜怒哀楽の感情はほとんど障害を受けていません。
したがってくつろいだ楽しい時間を過ごすこと、自分が尊重されているということを感じられることが重要です。
人間にとって一番つらいことは自尊心を傷付けられること、無視されることです。
存在が認められ、尊重されていること、という居心地のいい環境が情緒の安定に必要です。
そのような環境で、認知症高齢者も自分の役割を自覚でき、症状の悪化を遅れさせることにも繋がります。
また、判断能力が低下している人のサービス利用や金銭管理を支援するために、地域福祉権利擁護事業(有料)が社会福祉協議会により運営されています。
さらに、民法が改正され、成年後見制度が制度化されています。
ホームヘルパーは一人で問題を抱え込まず、介護支援専門員(ケアマネジャー)や在宅介護支援センターのソーシャルワーカーなどに制度利用に付いて相談することが必要です。 |