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自己決定の必要性  

利用者が自立的生活を維持するための大きなポイントは、利用者本人が判断し、自分の意思で行動することです。

でも高齢者や障害者が自分の意思を告げることは決して容易なことではありません。

そこで支援するものの役割として、利用者が自分の意思をうまく伝えられるように誘導してあげなくてはいけません。

その際、選択の結果がもたらすメリット・デメリットも事前に整理してアドバイスすることが必要です。

高齢者のほとんどが遠慮深い人たちです。

例えばお風呂用のスポンジを用意したとして、「これでよろしいでしょうか?」とたずねると、大半の人が「それで良いです」と言います。

でも今までへちまを使っていた人かもしれません。

こういう場合好ましいのは、へちまやスポンジやナイロンタオルを用意してどれが言いかをたずねるのが一番だと言えます。

また、家族の方の考えで塩分を控えていたとしましょう、その際は利用者さんと相談した上で、徐々に塩分を減らしていくことが必要です。

そうしないと誰も見ていないところで醤油を使い、結果的に塩分過多になってしまうこともあります。

本人の自己決定を尊重しつつ、無理なく改善を図るといった工夫が、ホームヘルパーの援助技術での専門性でもあります。

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