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華僑の町・南京町
* 大丸百貨店西側にショッピング街・元町本通りがある。

その南側にある通りが、華僑の町・南京町である。

中華料理店や中国料理材料・雑貨店、漢方薬店、土産物店が100軒ほど軒を並べ、休日ともなると人通りで身動きできないほど賑わいを見せる。
 
開港当時、居留地に住めるのは、通商条約締結国(米、英、蘭、霹、仏)の人々だけであった。

中国人は、隣接する地域に居住し、団結力と相互扶助の精神で、今日の南京町へと発展させてきた。
 
戦後、一時、南京街は衰退し、通称「外人バー」が立ち並び、中華料理店は、一軒だけぐらいの状態であった。

しかし、やがて互いに助け合い、情報を交換し、日本の経済成長に合わせるように発展してきた。
 
昭和56年(1981)になると「南京町復興環境整備事業実施計画」がとりまとめられ、東西160m、南北110mのメーン道路を中心に再開発に着手、楼門や中国風のあずまやなども設けられた。

1987年(昭和62)からは、イベント行事「春節祭」が催されるようになり、春の南京町は、より一層の賑わいをみせるようになった。
 
昨今の大不況時代にもかかわらず、人々が溢れる街になっている一因は、この町で商売を営む人々の振興組合や楊貴妃会の活動が実っているからであろう。

阪神・淡路大震災では、南京町の多くの店舗が全壊をまぬがれたために、比較的早く復興し、活気を取り戻した。

南京町の青年たちは、豪快で、コミカルな獅子踊りを南京町のみならず市内各地で披露して、被災地の人々を励ました。

*「華僑」の「華」は、中国もしくは中華の世界または文化を意味する。

「僑」は、仮の住まいという意味である。

したがって、中国領域内に住む日本人は日僑、英国人は英僑、インド人を印僑と中国語で表現する。

 
 
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